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「なぜだろう?」から始まる物語。茨城大学理学部
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茨城大学 理学部

〒310-8512

茨城県水戸市文京2-1-1

TEL:029-228-8334

地球環境科学コース
 
地球環境科学コースでは、固体地球(地球の表面と内部)とその外側の大気や海洋、太陽や惑星などの太陽系天体などを対象として、人類を取り巻くさまざまな環境について広い視野から教育・研究しています。たとえば、ダイナミックに変動する固体地球の現在の素顔と、それを生み出した40数億年の地球の歴史について、地質学・岩石鉱物学・地球化学・地球物理学などの手法を用いて、その実態にせまります。また、隕石の研究を通して惑星や太陽系の起源を調べています。さらに、最近は地球温暖化などの地球環境問題に世界の関心が集まっていますが、本コースでは大気や海洋の環境の研究、太陽の活動が地球環境に及ぼす影響の研究などを通して、グローバルな観点からこの問題に取り組んでいます。

一方、本コースの学問分野の多くは、社会からの要請に応じて進展してきました。グローバルな環境問題への対応、地域的な環境問題への対応、防災や地域開発への対応など、社会に直接役立つのが大きな特徴です。このように、本コースの教育・研究内容は、40数億年という悠久の歴史を追い求めるロマンと、現実社会への貢献という両側面を備えています。

このコースでは二つの教育理念をかかげ、それぞれに対応するプログラムを用意しました。一つは地球惑星科学プログラムで、地球環境問題や地球・惑星における様々な自然現象に対し、専門知識を活かし主体的に取り組める社会人を養成します。もう一つは地球科学技術者養成プログラムで、卒業後、環境保全・自然の持続的開発・防災など、地球科学と密接に関連する分野の専門技術者として活躍できる人材を養成します。同プログラムは日本技術者教育認定機構の認定を得ています。また、どちらのプログラムも、修了後に大学院に進んでさらに専門性を高めることもできます。地球や惑星、地球環境問題に関心があり、意欲的に学ぶ学生を広く求めます。地球と人類の未来に関わる問題を一緒に考え、勉強しましょう。
野外巡検
湖底堆積物の調査 
野外巡検(磐梯山における火山地質の調査)
北浦における湖底堆積物の調査
 
地球環境科学の大きな特徴は、その内容の広さと多様さです。本コースでは、学生がこの学問の多様な全体像を理解し、自分の取りくみたい分野を見つけられるように、1年次に入門的な授業を用意します。

2年次以降は、より専門的な授業を受けることになります。地球環境科学の多様な内容を十分にカバーする授業体系を用意しますので、幅広い勉強が可能です。また、実験や演習、野外実習に重点を置くのも本コースの特色です。学生が自分で野外調査や観測をおこない、そのデータを解析することを通じて、地球環境科学への理解を深めます。

4年次には卒業研究をおこないます。一つの研究テーマにじっくりと取り組むことで専門知識や論理的思考能力を高めるとともに、研究発表や卒業論文の執筆を通じて表現能力を磨きます。
オゾンと風向風速の気球観測
地震観測
タイでおこなった
オゾンと風向風速の気球観測
地殻の構造を調べるための地震観測
(岡山県の山間部)
 
天野 一男
(教授)
山脈や大地の形成史の解明、地質環境の歴史的変遷の解明とそれが人間生活におよぼす影響の研究
安藤 寿男
(教授)
堆積地質学、古生物学(地層形成過程の解明と化石生物の古生態進化の復元)・研究室ホームページへ
木村  眞
(教授)
隕石と初期太陽系に関する研究
野口 高明
(教授)
固体惑星物質の鉱物科学的研究
藤縄 明彦
(教授)
火山地質学、造岩鉱物学、固体地球化学的手法を用いた、マグマを媒体とする地球内物質循環過程の解明
宮下  芳
(教授)
固体地球物理学(地震現象に関連するテクトニクスの研究)
岡田  誠
(准教授)
古地磁気学を基礎とした年代層序学及び長周期地球磁場変動の研究、同位体を用いた古海洋学的研究
河原  純
(准教授)
複雑な地球内部での地震波の伝わり方と地面の揺れ方の研究
北  和之
(准教授)
大気科学、特にオゾンや温室効果気体など地球環境に影響を与える大気物質の研究
野澤  恵
(准教授)
太陽・太陽風の電磁流体現象の数値シミュレーション
本田 尚正
(准教授) 地滑りや土石流など自然災害についての研究
長谷川 健
 (助教)

火山学(特に、地質学的および岩石学的手法に基づく、火山の噴火史や深部マグマ系の解明)

( 1 は広域水圏環境科学教育研究センター所属の協力教員)
 
本コースの修了者の進路としては、官庁や国立研究機関で働く国家公務員、地方自治体などで働く地方公務員、中学・高校の理科系教員、環境アセスメント会社、地質・土木コンサルタント会社、建築会社、測量会社、コンピュータ技術者などがあげられます。また大学院へ進学して専門性を高め、高度な技術者や研究者を目指すことも可能です。
 
日本技術者教育認定機構(http://www.jabee.org/)は、国際的に通用する技術者養成のための教育を、教育機関がおこなっているかどうかの認定をおこなう団体です。地球科学技術者養成プログラムでは同機構の認定を得ており、修了生は技術者として一定の資格(修習技術者)が与えられます。
 
地球環境科学コースについて詳しく知りたい方はこちらをクリックしてください。
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