| 授業科目 |
構造地質学
地球環境科学発展科目 |
| 科目コード |
S1437 |
単位 |
2 |
授業目標・教育方針
と概要 |
地殻で認められる構造について,基礎理論からフィールドで実際に観察される地質構造の実体まで系統的に解説する.講義は大きく2つの部分よりなっている.第1部は基礎編で,主として理論の解説を行う.第2部では,断層・節理・褶曲などの具体的な構造について解説する.また,構造地質学の自然災害への応用についても言及する.
- プロローグ:構造地質学とは何か?
- 基礎編
(1)地質構造記載の基礎
(2)動学的解析
(3)
力学的解析
- 構造編
(1)
非構造要素
(2)
断層
(3)
節理
(4)
褶曲
(5)
フォリエーション・リニエーション
- 自然災害と構造地質学
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| 達成目標 |
- 地質構造に関する基本的な用語や概念を理解する.
- 地質構造を認識するために,3次元的な感覚を身につける.
- 基礎となる理論を理解する.
- 地質構造に関する知識を身につけ,それらを総合して考える能力を養う.
- 構造地質学の社会への貢献について考える.
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| 授業計画 |
第1回 構造地質学の地質科学の中における位置づけを解説する.
授業の運営方法:ガイダンスと講義・質疑,小テスト
第2回 地質構造の記載の基礎となるステレオネット(ウルフネット,シュミットネット)の原理を解説し,簡単な問題を解く.
授業の運営方法:講義と質疑,演習,小テスト,第1回レポート課題
第3回 ステレオネットを利用して3次元的に構造を記述する方法の紹介と練習問題による演習.
授業の運営方法:講義と質疑,演習,小テスト,第2回レポート課題
第4回 歪の概念を導入し,歪解析の基礎を理解する.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト,第1回・第2回レポートの解説
第5回 応力の概念の導入.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第6回 岩石変形実験,応力と歪の関係についての解説を行う.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第7回 1次構造と2次構造との違いについて解説し,それぞれの重要性について理解させる.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第8回 断層の形態的,力学的分類について解説し,断層や岩脈を使って応力を復元する方法を紹介する.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第9回 断層岩,断層破砕帯の特徴,構造地質学的意味について解説する.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第10回 節理の解析法,断層との違い等について解説する.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第11回 褶曲の分類,形成メカニズムについて解説する.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第12回 フォリエーション,リニエーションの形成メカニズムについて解説する.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト
第13回 構造地質学が自然災害にたいしてどのように役立つかを解説するとともに,構造地質学が社会にどのように貢献可能かについて討論する.
授業の運営方法:講義と質疑,小テスト,討論
第14回 試験
第15回 試験問題に関する解説と学生自身による自己点検 |
| 履修上の注意 |
地層学,堆積環境論の習得を前提とする.
オフィスアワー:木曜日午後1:00〜午後2:00
面談希望者は,必ずメールで予約してください(kazuo@mx.ibaraki.ac.jp) |
| 成績評価の方法 |
- 達成目標1:講義時間中に行う小テストで評価する(20%)
- 達成目標2,5:レポートにより評価する(20%)
- 達成目標3,4:筆記試験により評価する(60%)
(注)括弧内のパーセントは配点の割合.
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・関連する授業・演習・実験
・カリキュラム全体の中での位置付け |
本授業は地球環境科学技術者養成プログラムの学習・教育目標(D)の「地球環境の保全と防災の理解」に対応する科目群の一つである.地質環境学概論,火山環境学,防災地質学と関連している. |
| 教科書 |
教科書は特別指定しない
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| 参考書 |
構造地質学,狩野謙一・村田明広,朝倉書店,5,700円 |